報道関係各位
株式会社 浅草むぎとろ
株式会社 浅草むぎとろ
2025年5月29日

6月16日は「むぎ(6)とろ(16)の日」「むぎとろの日フェア」を開催し新メニューを提供

〜創業96年の⽼舗が挑む「とろろ」から「TORORO」への⾰新~

インバウンド客の実に9割が残してしまう苦手なとろろ料理を世界の「TORORO」料理へ
"畑のウナギ"と言われる滋養に富むとろろ料理を抵抗感なく楽しめる新メニューを提案

株式会社 浅草むぎとろは、「むぎとろの日」の記念として「むぎとろの日フェア」を開催し、このフェア限定で訪日外国人観光客向けおよび健康志向の方向けの特別メニュー2種を、第1期:2025年6月16日(月)~6月20日(金)、第2期:2025年6月23日(月)~6月27日(金)の各平日に、数量限定にて提供開始いたします。
浅草むぎとろ 本店イメージ とろろづくし - tororoのかくれんぼ - とろろづくし - よりのカット -

背景・目的

訪日外国人観光客は年々増加し(2024年は3,687万人超)、日本の食文化体験への関心も高まっています。浅草むぎとろは、「とろろ」の新たな魅力を通じて国際的な相互理解を促進し、多文化共生社会の実現に貢献したいと考えております。

一方で、国内に目を向けると、現代日本人の健康課題として野菜摂取量の不足が深刻化しています。最新の国民健康・栄養調査(令和5年)によると、成人(20歳以上)の1日あたり野菜摂取量の平均値は250.6gと、厚生労働省が「健康日本21」で推奨する350gを大きく下回っており、目標達成には1日に約90g~100gも不足している状況です。特にこの10年間で男女共に野菜摂取量は有意に減少し続けており、国民の健康維持における喫緊の課題となっています。

日本人の野菜摂取量の現状と推奨値

図1: 日本人の野菜摂取量の現状と推奨値(出典:厚生労働省「国民健康・栄養調査」令和5年)

こうした野菜摂取不足の課題に対し、ビタミンB群、カリウム、食物繊維、消化酵素(ジアスターゼ)を豊富に含む「とろろ(山芋)」は理想的な食材です。この山芋の可能性に着目し、浅草むぎとろは「むぎとろの日フェア」を通じて健康課題の解決と日本食文化の継承・発展を目指す二つの特別メニューを開発いたしました。

【フェア特別メニュー】

一つは、訪日外国人観光客の皆様へ贈る「とろろづくし - tororoのかくれんぼ -」(9,900円・税込)。岩手牛と長芋ステーキ、手毬寿司(7種)、天ぷら盛り合わせなど、親しみやすい料理の中にとろろを巧みに取り入れた12品の御膳形式。とろろへの先入観をくつがえし、最後は濃厚卵のむぎとろごはんで本格的な和の味わいへと導きます。

もう一つは、健康志向の方へ提案する「とろろづくし ~紫陽花おせち風~」(6,600円・税込)。鮪山かけ、長芋素麺、とろろ入出汁巻き玉子、甘鯛とろろ昆布焼き、揚げ長芋など、山芋を「生・煮る・焼く・蒸す・揚げる」多彩な調理法で調理した25品の「とろろづくし」。山芋の七変化を色とりどりの紫陽花に見立てた美しい盛り付けでお楽しみいただけます。

メニュー開発への想い

「むぎとろの日」に込めた願い

今回の「むぎとろの日」記念イベントは、以下の社会課題解決への貢献を目指す取り組みです。

  1. 国民の健康寿命延伸へ貢献: 栄養価の高い山芋(とろろ)を軸としたバランスの良い食事提案を通じて、生活習慣病予防や栄養改善といった現代日本の健康課題に取り組みます。
  2. 食文化の継承と創造: 「健康食材」としての山芋の価値を再認識いただき、伝統的な食文化に新たな光を当てます。
  3. 多文化共生の推進: 食を通じて日本の魅力を世界に発信し、訪日外国人観光客との文化交流を促進します。
  4. フードロス削減への挑戦: 食材への感謝と工夫を通じて、持続可能な食への意識向上と実践を促します。

当社は今後も、日本の伝統食である「むぎとろ」や「山芋(とろろ)」の持つ可能性を追求し、食を通じて人々の豊かな暮らしと健康、そしてより良い社会の実現に貢献してまいります。