一方で、国内に目を向けると、現代日本人の健康課題として野菜摂取量の不足が深刻化しています。最新の国民健康・栄養調査(令和5年)によると、成人(20歳以上)の1日あたり野菜摂取量の平均値は250.6gと、厚生労働省が「健康日本21」で推奨する350gを大きく下回っており、目標達成には1日に約90g~100gも不足している状況です。特にこの10年間で男女共に野菜摂取量は有意に減少し続けており、国民の健康維持における喫緊の課題となっています。



訪日外国人観光客は年々増加し(2024年は3,687万人超)、日本の食文化体験への関心も高まっています。浅草むぎとろは、「とろろ」の新たな魅力を通じて国際的な相互理解を促進し、多文化共生社会の実現に貢献したいと考えております。
一方で、国内に目を向けると、現代日本人の健康課題として野菜摂取量の不足が深刻化しています。最新の国民健康・栄養調査(令和5年)によると、成人(20歳以上)の1日あたり野菜摂取量の平均値は250.6gと、厚生労働省が「健康日本21」で推奨する350gを大きく下回っており、目標達成には1日に約90g~100gも不足している状況です。特にこの10年間で男女共に野菜摂取量は有意に減少し続けており、国民の健康維持における喫緊の課題となっています。
図1: 日本人の野菜摂取量の現状と推奨値(出典:厚生労働省「国民健康・栄養調査」令和5年)
こうした野菜摂取不足の課題に対し、ビタミンB群、カリウム、食物繊維、消化酵素(ジアスターゼ)を豊富に含む「とろろ(山芋)」は理想的な食材です。この山芋の可能性に着目し、浅草むぎとろは「むぎとろの日フェア」を通じて健康課題の解決と日本食文化の継承・発展を目指す二つの特別メニューを開発いたしました。
【フェア特別メニュー】
一つは、訪日外国人観光客の皆様へ贈る「とろろづくし - tororoのかくれんぼ -」(9,900円・税込)。岩手牛と長芋ステーキ、手毬寿司(7種)、天ぷら盛り合わせなど、親しみやすい料理の中にとろろを巧みに取り入れた12品の御膳形式。とろろへの先入観をくつがえし、最後は濃厚卵のむぎとろごはんで本格的な和の味わいへと導きます。
もう一つは、健康志向の方へ提案する「とろろづくし ~紫陽花おせち風~」(6,600円・税込)。鮪山かけ、長芋素麺、とろろ入出汁巻き玉子、甘鯛とろろ昆布焼き、揚げ長芋など、山芋を「生・煮る・焼く・蒸す・揚げる」多彩な調理法で調理した25品の「とろろづくし」。山芋の七変化を色とりどりの紫陽花に見立てた美しい盛り付けでお楽しみいただけます。
今回の「むぎとろの日」記念イベントは、以下の社会課題解決への貢献を目指す取り組みです。
当社は今後も、日本の伝統食である「むぎとろ」や「山芋(とろろ)」の持つ可能性を追求し、食を通じて人々の豊かな暮らしと健康、そしてより良い社会の実現に貢献してまいります。